イーヤマ販売，PDA市場に参入!? マシンを参考出展

メーカーが相次いでPDA業界に参入する中，イーヤマ販売もPDA市場に参入することが明らかになった。WORLD PC EXPO 2001でマシンが参考出展されている。

【国内記事】

2001年9月19日更新

　イーヤマ販売はWORLD PC EXPO 2001の同社ブースで，ハンドヘルド型のPDAを参考出展している。採用するOSや発売時期，価格などは現在検討中だという。

イーヤマ販売が参考出展したPDA

　同社が参考出展しているPDAはシルバー，ピンク，グリーン，ブルーを基調としたツートンデザインのハンドヘルドPDA。CPUにIntel StrongARM/206MHzを採用，コンパクトフラッシュとSD/MMCスロット，USBポートが搭載されている。

ピンク，ブルーなど4色が用意される

　ディスプレイは320×240ピクセルの6万5536色表示可能なTFT液晶でタッチスクリーン対応，メモリは32MバイトのSDRAMが内蔵されている。サイズは129×82×17ミリ，重さは180グラム。重さはカシオ計算機のラジェンダの158グラムと比べると若干重く，iPAQ Pocket PCとほぼ同じ重さだ。同製品の特徴としてVersion 1.1規格のBluetoothモジュールを組み込み可能な点が挙げられる。

　参考出展の紹介文は Windows CE 3.0搭載となっているが，同社の説明員によれば，まだ同製品にWindows CE 3.0ベースのOSを搭載するかPocket PCを搭載するかは決まっていないという。「Pocket PC搭載のPDAは人気も出始めており，大手の参入も相次いでいるが，OSライセンス料が高い。Windows CE 3.0ベースのマシンにするか，Pocket PCを搭載するかは製品の動向を見ながら最終的に決める予定」 (イーヤマ販売説明員)

[後藤祥子，ITmedia]

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