J-フォン，折りたたみで背面液晶搭載のJava端末「J-N04」を発表

J-フォンは新機種を発表した。人気の集中する折りたたみ型で背面液晶搭載，Javaアプリ対応と注目すべき点は多い。

【国内記事】

2001年9月19日更新

　J-フォン東日本とJ-フォン東海は9月19日，NEC製の「J-N04」を11月上旬以降に発売すると発表した。希望小売価格は5万5000円。

　J-N04は折りたたみ型で，Javaアプリと3Dポリゴンに対応した端末。背面に「イルミネーションウィンドウ」を搭載しており，着信時や通話中に12色に光るという。ウィンドウには着信した相手の電話番号が表示されるほか，着信時に見ればメールかステーションかなどが判別できるようになっている。なお，ウィンドウは通常は時計，電波状態，電池残量などを表示する。

　表示部には半透過型4096色TFD液晶を搭載。画面には10文字×10行の文字を表示可能だ。

　機能面では，折りたたんだ状態で不在着信の有無などを確認できる「ボイスアナウンス」を搭載。電源を切らずに無線電波のみを停止する「オフラインモード」も付いている。ほかにもJ-N03IIに引き続き，電話帳などのメモリデータをロングメールからPCなどに送信してバックアップできる「メールでメモリ」機能も備えているという。

　なお5つのJavaアプリが5つプリインストールされていいる。うち4つはJ-N04オリジナルのアプリだ。

　主なスペックは以下のとおり。

製品名	J-N04
連続通話時間	約120分
連続待ち受け時間	約450時間
液晶タイプ	半透過型4096色TFD液晶
画面最大表示文字数	100文字（10文字×10行）
保存受信メッセージ数	1000件
重量	約105グラム
サイズ（幅×高さ×厚み）	48×93×25ミリ
カラー	コズミックシルバー，プラムゴールド
価格	希望小売価格5万5000円
発売時期	11月下旬以降予定

　J-N04の登場ででJavaアプリに対応する端末はJ-SH07とJ-D05，J-T06に加えて4機種目となる。人気が集まる折りたたみ型となるが，カメラが付いていないのが残念なところだろう。

[杉浦正武，ITmedia]

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