ツーカー,折りたたみ型最薄のパケット通信端末など2機種を発表ツーカーグループは9月19日,28.8Kbpsのパケット通信サービスに対応した2機種を発表した。折りたたみとしては最薄の「TK12」と,1Mバイトのメールフォルダ容量を持つ「TT11」がラインナップされる。
ツーカーグループ3社は9月19日,この秋から開始される「パケット通信」サービスに対応した新機種として,京セラ製「TK12」と東芝製「TT11」の2機種を10月中旬から発売すると発表した。価格はオープンプライスだが,いずれも「1万円台前半から半ばぐらいになる予定」(ツーカー広報)という。 ツーカーグループは関東甲信全域および東海地区の都市部で10月から,また関西地区都市部では11月からパケット通信サービス(最大通信速度28.8Kbps)を開始する。両端末はこのサービスに対応しており,またパケット通信が使えないエリアでも「P@bit」(最大通信速度9.6Kbps)に対応しているため,従来どおり回線交換方式でデータ量課金のサービスを受けることが可能だ。 京セラ製「折りたたみ最薄」TK12京セラ製の「TK12」は,折りたたみタイプながら19ミリの薄さを実現した端末。87グラムという重量と併せて,9月現在でカラー液晶搭載の折りたたみ型端末の中では「最薄&最軽量」(ツーカー広報)だという。
液晶には256色GF液晶を搭載。背面液晶部には着信を光って知らせる「CAPSULE NAVIGATION」を搭載しており,3色8種類のパターンから点滅して着信を知らせる。不在着信や未読メールを知らせる「お知らせ点滅」は青に点滅するほか,Eメール着信やスカイメール着信を最大30件,メモリダイヤルごとに設定できる。 日本語入力システムには「Compact VJE」を搭載しており,学習機能や変換候補のウィンドウ表示,使用頻度の高い語彙の収録などによりメールの入力環境を整えている。このほかEZweb@mailにも対応する。 主なスペックは以下のとおり。
東芝製「内蔵メモリが最大級」TT11東芝製TT11の特徴はメールボックスが1Mバイトと最大級の容量を誇ること。さらにダウンロードした画像や着信音なら700Kバイト(最大500件)保存できる(参考:KDDIの新機種「C451H」のデータフォルダ容量は400Kバイト,「C452CA」は650Kバイト)。受信メールを10個のフォルダに振り分けて管理することも可能だ。 液晶には6万5536色のGF液晶を搭載。また2カ所が発光する仕様になっている。1つは背面LEDの「トゥインクルライト」で,これは発着信や通話中などにランダムに5パターンで点滅するというもの。もう1つは本体前面についている「お知らせランプ」で,こちらは未読のEメールがあると光って知らせてくれるというものだ。お知らせランプ点灯時にセンターボタンを押せば「お知らせ一発メニュー」が表示され,簡単に内容確認を行えるという。 また文字入力機能強化として9万語からなる辞書機能を搭載。「40文字一括入力,4文節一括変換が可能」(ツーカー広報) EZweb@mailに対応するほか,送受信したメールをスケジュールにリンクしておけば,スケジュール表示画面からボタン1つでメール画面にジャンプできる「メールリンク機能」などを備えている。 主なスペックは以下の通り。
[杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新スペック搭載ゲームパソコン
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
FEED BACK |