J-フォン,合併に伴い通話料を全国統一――実質値下げ

J-フォングループは11月から合併するのに伴い,パケットパックプラン以外の料金プランなどを,最も安い地域会社にそろえて統一する。ユーザーによっては値下げになるケースがあるようだ。

【国内記事】 2001年10月17日更新

 J-フォングループは10月17日,11月1日からのグループ合併(8月24日の記事参照)に伴い,料金を改定すると発表した。合併時より適用される。

 これにより各エリアで「ローコールプラン」および「スタンダードプラン」(エリアによっては「ハイコールプラン」という呼称)の基本使用料がそれぞれ,3300円と4300円に変更される。これは最も安い地域会社に合わせたもの。ほかのプランではまだ地域差の残るプランもあるが,上記の2プランについては統一されたかたちだ。なお,ビジネスパックやトークパックなどのパックプランに関しては,今回特に変更はない。

 各種手数料なども全国統一となる。契約事務手数料は2700円。機種変更時が1900円で,名義変更時は700円,利用一時中断時が500円で,再開時が500円だという。また,月々の通話料が1万円以上になると自動的に料金を割り引く「通話自動割引」のようなサービスが,従来導入されていなかったJ-フォン東海に導入される。

 さらに,合併によって営業地区が全国一律となるため,「営業区域内および隣接県」という距離区分がなくなる。このため通話料はどこにかけても同一県内にかけた場合と同じになり,ユーザーからすれば実質値下げになるという。

 とはいえ通話料金に関しては,改定後も各地域で微妙に差があるようだ。たとえば関東甲信エリアでは,スタンダードプラン契約者が土日祝日の昼間・夜間に一般の加入電話にかけた場合,10円でかけられる秒数は30秒となる(現在は20.5秒)。一方関西エリアでは,同じ条件で10円でかけられる秒数は37秒になる。

[杉浦正武,ITmedia]

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