米Qualcomm,米AirvanaにCDMA2000 1xEV-DO技術をライセンス供与
米Qualcommは10月22日, 同社のCDMA技術に関する特許の一部をAirvanaにライセンス供与する契約を締結したと発表した。この契約により,Qualcommは同社の技術を使ったCDMA2000 1xEV-DO(用語)ベースのネットワークインフラ製品の開発,生産,販売をAirvanaに許可する。今回の契約でAirvanaからQualcommに支払われたライセンス料は数百万ドルに上るとみられる。 QualcommのTechnology Transfer部門の上級副社長Marvin Blecker氏は「AirvanaとCDMA2000 1xEV-DOベースの商用ネットワーク設備の開発で提携でき,とても喜ばしく思っている。現在,ワイヤレスインターネットのニーズは急速に伸びており,次世代の音声,データ通信を可能にするインフラ提供の開始は企業にとって重要だ」と語っている。 CDMA2000 1xEV-DOはDSLやケーブルモデムに匹敵する転送速度(最高転送速度2.4Mbps)でデータ送信を可能にする技術で,データ1バイト当たりの転送費用が現在開発されている第3世代(3G)の移動通信方式の中では最も安いといわれている。 なおAirvanaはMotorola,Lucent,Cisco,Nortelの元役員を中心に2000年3月に設立された企業。 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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