カシオのPocket PC 2002搭載「CASSIOPEIA E-200」英語版が日本初見参！

カシオ計算機は，「カシオ モバイルソリューションフェア2001Autumn」を26日まで開催している。会場には，同社が米国で11月に発売を予定しているPocket PC 2002搭載端末「CASSIOPEIA E-200」の実機が展示されている。

【国内記事】

2001年10月25日更新

　カシオ計算機は，企業システム向けにモバイルソリューションの導入を検討している企業を対象とした「カシオ モバイルソリューションフェア2001Autumn」を26日まで開催している。会場には，同社が米国で11月に発売を予定しているPocket PC 2002搭載端末「CASSIOPEIA E-200」英語版の実機が展示され，注目を集めていた。

写真で見る「CASSIOPEIA E-200」英語版

　これが，カシオ計算機が11月に発売を予定している「E-200」だ。価格は599.99ドル。CPUにStrongARM/206MHzを搭載，液晶は従来機種の透過型からフロントライト付き反射型TFT液晶に変更され，6万5536色，240×320ピクセルの表示が可能。内蔵メモリも64Mバイトに増強された。正面にはアプリケーションボタン4つと方向キーとスピーカーを兼ねたボタンが装備されている。

　本体左側面にはヘッドホン端子，電源ボタン，リセットボタン，ジョグダイヤル，SD/MMCカードスロット，ACアダプタ端子が装備されている。SD/MMCカードスロットはメモリとしての利用が可能でSD/IOの機能は持たない。ジョグダイヤルは全回転し，押し込むことでリターンキーの役目を果たす。

　SD/MMCカードスロットにはフタが付いており，ここを開けてカードを挿す。フタは本体から外れないようになっている。

　本体上部には赤外線ポートとコンパクトフラッシュスロット Type IIを装備。CFスロットは，ストレージとして利用できるほか，CF型PHSカードによる通信にも対応している。左下の黒い部分はスタイラスペン収納部分。

　オプションで用意される充電池が内蔵されたPCカードジャケットを装着することで，IEEE 802.11b準拠の無線LANやBluetoothなどのPCカードも利用できる。

　付属するUSBクレードルを横から見たところ。キーボード，プリンタ，CD-R，マウス，プロジェクターなどのUSB機能をつなぐことができる。

　背面の写真。リチウムイオン充電池が内蔵されている。サイズは130×82×17.5ミリ，重さは194グラムと，日本で発売されている同社の最新機種「E-750」より軽くなっている。日本語版は2002年初頭より発売の予定だ。

[後藤祥子，ITmedia]

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