動き出すKDDIに高い期待第3世代携帯電話のインフラ「CDMA2000 1x」の導入に先立ち,KDDIはコンテンツ面のサービス拡充を進める。
“世界標準”を自認しながらも“デファクトスタンダード”ではなかったKDDIが,この冬から大きく動き出す。先週のアクセスランキングには,KDDIについての記事が複数ランクイン。高まるKDDIへの期待を反映した結果になった。 KDDIの携帯電話には,不満もあるが,魅力点も多い。筆者もcdmaOne携帯電話を愛用しているが,友人にお勧めしたい理由は次のようなところになる。
逆に,お勧めしにくい理由は次の通り。
12月の新端末でどう変わる?コンテンツは,12月から投入される新端末で大きく変わる。WAP2.0ブラウザの採用により,iモードの非公式コンテンツが直接閲覧できるほか,URLの代わりに数字を直接入力して非公式コンテンツにアクセスできる「カンタンアクセス」という仕組みが標準搭載される(10月18日の記事参照)。 キャリアとして非公式コンテンツへのアクセスを推奨する仕組みを搭載することで,閲覧できるコンテンツの幅は大きく広がる。 端末の魅力に関しては,微妙なところだ。例えば,売れ筋である折りたたみ型の機種数をキャリアごとに比較するとこのようになる。
やはり“すべて折りたたみ型”であるドコモの503iSシリーズが目立つ。J-フォンではJ-SH07がJava+カメラ+TFTで独走しているものの,そのほかの売れ行きは今ひとつのようだ。 KDDIでは東芝の「C415T」,京セラの「C414K」が新機種として登場しているが,ラインアップとしては古さが目立つ。2000年11月に発売された「C401SA」など,1年前の機種が未だに売れ筋になっているほどだ。 携帯販売店の店頭でも,ドコモ,J-フォンの品揃えに比べて,KDDIの端末の品揃えは見劣りしている。12月には折りたたみ3機種,ストレート1機種を投入。多くの新機能を満載したこれらの端末がどのくらい人気を博すか,正式発表を楽しみにしたい。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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