J-フォン，明日から合併。新体制を正式発表

J-フォンは11月からの新体制を発表した。社長には現J-フォン取締役のDarryl E.Green氏が就任する。

【国内記事】

2001年10月31日更新

　J-フォンは11月1日よりJ-フォン東日本，J-フォン西日本，J-フォン東海と合併するのに伴い，J-フォンの新体制を決定した。

　新体制では現J-フォン東日本社長の林義郎氏が会長に，現J-フォン取締役のDarryl E.Green氏が社長に，現J-フォン西日本の國沢照男氏が副社長にそれぞれ就任する。責任の所在が明らかになる執行役員制度を導入しているため，迅速な意思決定が可能になるという。

　新社長となるDarryl E.Green氏は，統合について，「今回の統合の効果を，1日でも早く，そして1人でも多くのユーザーに実感してほしい」と語る。

　J-フォンは今月17日にも，合併に伴い通話料を全国統一することを発表している（10月17日の記事参照）。今後は経営戦略やサービス開発，地域統括などの本部制を敷き，それぞれに大きく権限を委譲することで，J-フォンは地域性を重視した営業展開を行うという。

[杉浦正武，ITmedia]

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