メールのフォルダ分けもできる@mail端末──「TT11」ツーカーの「TT11」を見たとき,“特徴のない端末……”と思う方もいるかもしれない。しかし熟成されたソフトウェアは細かなところまで配慮が行き届き,“使いやすさ”とはどういうことなのかを思い出させてくれる端末だ。
一見,何の変哲もないストレート型の端末。しかしその内部には作り込まれたソフトウェアと大容量のメモリが詰まれている。それがツーカーの新端末「TT11」だ(9月19日の記事参照)。 東芝製のTT11は,パケット通信や送受信したデータ量に応じて課金する「P@bit」(用語),全角5000文字まで受信可能な「EZweb@mail」(7月5日の記事参照)に対応……とツーカーの最新スペックに対応した端末だ。同時期に登場したカメラ付きの「TS11」(10月12日の記事参照),折りたたみ型で最薄・最軽量を実現した「TK12」(11月2日の記事参照)のように目立つアピールポイントは少ないが,ソフトウェアの作り込みの良さはTT11の特徴。 ボディ形状はオーソドックスなストレート型で,大きさ重さ共に大きな特徴はない。ダイヤルキーは小ぶりで,少々押しにくい。ただし十字キーは誤操作も少なく,快適だ。 背面のスピーカー近くと,十字キーの部分にイルミネーションランプを搭載し,背面のランプは着信時に点滅。十字キーの部分は,未確認の着信やメールが届くと点滅を続けて注意を促してくれる。 液晶は可もなく,不可もなく,といったところか。6万5536色のGFカラー液晶を搭載しているが,最近増加しているTFT型に比べると,発色は良好だが応答速度などでもたつきを感じる。もっともTT11にはJavaなどに対応しておらず,ゲームもプリインストールされていないため,不満を感じるほどではない。
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