News 2001年1月29日 06:20 PM 更新

KDDI,光にも対応した「ブロードバンドDION」開始

ぷらら,So-netに続き,KDDIがNTTの「光・IP通信網サービス(仮称)」を足回りとして使用するインターネット接続サービスを発表した。

 KDDIは1月29日,NTT東西地域会社が試験サービスとして2月から提供する「光・IP通信網サービス(仮称)」(12月18日の記事を参照)に対応するコースを発表した。同日から200人限定でユーザーを募集する。

 光・IP通信網サービス(仮称)の試験サービスは,2月1日から5カ月間行われる。サービスには「基本メニュー」「高スループットメニュー」「集合住宅向けメニュー」の3種類が用意されているが,今回KDDIが対象としたのは,最大10Mbpsの回線を最大256ユーザーで共有する基本メニューだ。NTT側に支払う初期工事料金は2万7100円,月額利用料は1万3000円となっている。対応コースの概要は以下の通り。

初期費用 無料(別途,NTTに支払う2万7100円が必要)
月額基本料 6800円(別途,NTTに支払う1万3000円が必要)
E-Mailアドレス 1つ(3Mバイトまで)
サーバスペース 5Mバイト
提供エリア 東京23区の一部および大阪市の一部

 KDDIはまた,xDSLやFTTHなどの高速アクセス回線に対応したコンシューマー向けのサービスを「ブロードバンドDION」ブランドで統一することを発表している。既にサービスが開始されている「ADSLコース with フレッツ・ADSL」に続き,今回の「光ファイバーコース with 光IP通信網(基本)」が同ブランドの2つめのサービス。これに続き,第3弾,第4弾のサービスも登場する見込みだ。さらにKDDIは,広帯域アクセス回線向けのコンテンツ事業も展開する方針だとしている。

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▼ KDDI

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