News:ニュース速報 2002年5月30日 04:27 PM 更新

松下、最軽量B5「Let's note LIGHT」に新機種

松下の超軽量ノートにCPUを強化した新モデル。無線LANも内蔵できるWeb販売モデルは30日から予約を受け付ける

 松下電器産業は5月30日、B5サイズノートPCとしては世界最軽量の「Let's note LIHGT」の新モデルを発表した。6月14日に発売する。オープン価格。ECサイト「PanaSense」専用モデルの予約受け付けを5月30日午後10時から始める。


 店頭販売モデルの新製品「CF-R1PCAXR」は、約960グラムとB5ノートPCとしては世界最軽量を実現した製品の第2弾。CPUが前機種の超低電圧版モバイルPentium III-M/700MHzから同800MHzに強化されたほか、円形パッド「ホイールパッド」をくるくると指でなぞることで画面スクロールが可能なユーティリティを搭載した。CPUは強化されたが、バッテリ駆動時間は約6時間と前機種と同じになっている。OSはWindows XP Professional。

 その他の基本仕様は前機種とほぼ同じ。スタイリッシュなマグネシウムボディデザインや10.4型TFT液晶ディスプレイ(1024×768ピクセル)、液晶サイドフレームのミラーデザイン、30センチの落下耐衝撃性、SDメモリーカードスロットなどはそのまま継承している。

 また松下ネットワークマーケティングの専用サイト「マイレッツ倶楽部」で専用モデルを販売する。基本スペックは店頭モデルと変わらないが、無線LAN機能内蔵モデルが選択できるのが特徴。また液晶サイドカバーも通常カラー7色/夏専用5色/アニマルカラー1色の計13色を選べる。純正メモリ増設やOffice XP Presonal/Professional搭載なども行える。


 価格は、Office XPなしの場合、無線LANなしモデルが19万800円(128Mバイトメモリ増設で21万1800円)、無線LAN内蔵モデルが20万3800円(同22万800円)。予約した場合、6月14日から3日以内に配送する。

 企業向け「Let's note PRO」シリーズでは、無線LAN内蔵モデルとH”IN内蔵モデル、Windows 2000モデルもラインアップした。

 店頭モデルの主なスペックは以下の通り。

製品名Let's note LIGHT R1
CPU超低電圧版モバイルPentium III-M/800MHz
チップセットIntel 440MX
メモリ128Mバイト(最大256Mバイト)
HDD20Gバイト
グラフィックLynx 3DM+(VRAM:4Mバイト)
ディスプレイ10.4型TFT液晶(XGA)
通信10/100BASE-TX、56Kbpsモデム、ワイヤレスコムポート
主なインタフェースUSB×2、PCカードスロットType II×1、SDカードスロット×1
連続駆動時間約6時間
サイズ240(幅)×183(奥行き)×23.5〜37.2(高さ)ミリ
重量約960グラム
OSWindows XP Professional
発売日6月14日
価格オープン

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