News:ニュース速報 2002年6月6日 07:32 PM 更新

Windows Mediaに大手オーディオチップメーカーが対応

NECや東芝、沖などサウンドチップメーカーがWindows Mediaライセンスを取得。2003年までに順次製品を出荷する

 米Microsoftは6月6日、NECや東芝などのオーディオチップメーカーがWindows Mediaに対応するためのライセンスを取得したと発表した。

 ライセンスを結んだとMicrosoftが発表したのは、MCS Logic、MediaTek、NEC、沖電気工業、三洋電機、SigmaTel、Sunplus Technology Company、東芝。各社はWindows Media Audio(WMA)に対応したオーディオチップを2003年までに順次出荷。チップを搭載したポータブルプレーヤーや携帯電話などが登場する見込みだ。

 Microsoftは「メーカーによるWindows Mediaの大規模な採用をさらに加速する。Windows Mediaが家電業界の重要なテクノロジーとして成長していることを示すものだ」とコメントしている。今年1月、松下電器産業と東芝など家電4社が、Windows MediaをDVDプレーヤーでサポートすると表明している。

 またエイベックスは同日、同社の有料音楽配信サイト「@MUSIC」でWMTに対応すると発表した。7月1日からWMA形式のダウンロード販売を開始、年内に約5000曲をWMAに対応させる。

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