News:ニュース速報 2002年6月20日 11:59 PM 更新

「Macromedia MX」シリーズ日本語版、8月2日発売


 マクロメディアは、Web開発ツール「Macromedia MX」シリーズ日本語版4製品を8月2日に発売する。

 新製品は、Webデザインツール「Macromedia Dreamweaver MX 日本語版」、Webグラフィックス制作ツール「Macromedia Fireworks MX 日本語版」、エンタープライズアプリケーションサーバ「Macromedia ColdFusion MX 日本語版」、これら3製品に3月に発売した「Macromedia Flash MX 日本語版」(3月7日の記事参照)などを統合した開発ツールスイート「Studio MX 日本語版」の4製品。

 米Macromediaが4月に発表した「Macromedia MX」シリーズ(4月30日の記事参照)の日本語版。


 Dreamweaver MXは、Webサイトの作成、Webアプリケーションの設計、コード作成などを行える製品。HTML、XHTML、ColdFusion、ASP、JSP、PHPなどをサポート。テンプレート機能などを強化した。

 Windows版とMac版を用意。対応OSはWindows版がWindows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。Mac版がMac OS 9.1/9.2.1/Mac OS 10.1。価格はWindows版/Mac版ともに4万8000円。アップグレード版は各1万9800円、エデュケーション版は各1万2000円。


 Fireworks MXは、ポップアップメニューやボタンなどの双方向グラフィックスを作成するためのツール群。グラフィックスを他のアプリケーション用に書き出すための拡張ツールを備えたほか、XMLのサポートを強化した。

 対応OSはWindows版がWindows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。Mac版がMac OS 9.1/9.2.1/Mac OS 10.1。価格はWindows版/Mac版ともに3万9800円。アップグレード版は各1万5800円、エデュケーション版は各1万2000円。


 ColdFusion MXは、Webサービスの共通言語、XMLでの作業用にツールが拡張されているほか、Microsoftの.NETとSun MicrosystemsのJava 2 Enterprise Edition(J2EE)に対応する。

 対応OSはWindows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP、RedHat Linux 6.2/7.2、Solaris 8。価格はエンタープライズ版が120万円、プロフェッショナル版が30万円などとなっている。


 Studio MXは、Dreamweaver MX、Flash MX、Fireworks MX、イラストレーションツール「Macromedia FreeHand 10」、ColdFusion MXのデベロッパー版を統合したアプリケーションスイート。

 対応OSはWindows版がWindows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。Mac版がMac OS 9.1/9.2.1/Mac OS 10.1。価格はWindows版/Mac版ともに9万8000円。エデュケーション版が各2万8000円。アップグレード版は、アップグレード対象製品の組み合わせによって価格が異なり、7万8000円、5万2000円、3万9800円となっている。

関連記事
▼ Macromedia、“MX世代”のツール群発表
▼ Webアニメの枠を超えるFlash。新開発環境の「Flash MX」発表

関連リンク
▼ 「Macromedia Dreamweaver MX 日本語版」ニュースリリース
▼ 「Macromedia Fireworks MX 日本語版」ニュースリリース
▼ 「Macromedia ColdFusion MX 日本語版」ニュースリリース
▼ 「Macromedia Studio MX 日本語版」ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.