News:ニュース速報 | 2002年7月16日 09:36 PM 更新 |
オムロンは7月16日、画面表示と音声検索を連動させる技術を開発したと発表した。
PCや携帯電話で検索語を音声入力し、結果をディスプレイで確認できる技術。音声対話用サーバとWebサーバを同期させることで実現した。
システムは、音声入力情報と端末入力情報を連動させる端末認証技術、音声対話制御ソフト「Nuance Voice Web Server」とWebサーバ間の通信を可能にする同期制御技術、簡易記述言語・インタープリタ技術で構成した。
「Nuance Voice Web Server」は、同社と米Nuance Communicationsが共同開発したソフト。日本語VoiceXMLインタープリタ機能と電話回線制御機能を備え、電話音声でWebサイトにアクセスできるシステムを構築できる。また新技術で利用した簡易記述言語は、従来の方式に比べ言語記述を50%簡素化できるとしている。
同社は今年度中に試験サービスを開始し、2003年度に商用サービスの提供を開始するとしている。チケットなどの予約サービス、経路検索サービス、コンテンツ検索サービスなどでの利用を想定している。
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