News | 2002年10月16日 06:20 PM 更新 |
WPC EXPO 2002で、東芝、NEC、富士通など国内PCメーカー3社が今秋発売予定のTablet PCを参考出品した。
米国で開催されたTechXNYやマイクロソフトが国内で行った発表会などで、富士通とNECのTablet PCはマスコミ関係者などに紹介されていたが、東芝製は今回が初めての出展となる。もちろん、一般ユーザーにとってはTablet PC自体が今回初披露だ。
東芝のTablet PCは、ソーテックと同じコンバーチブルタイプ。キーボードを装備したノートPCスタイルで、液晶ディスプレイがヒンジ部から180度回転することでタブレット的な使い方もできる。
特徴は、大きな液晶ディスプレイ画面だ。他社製Tablet PCのほとんどが10.4型を使っているのに対して、同社製は一回り大きな12.1型を採用。広い画面で快適なペンオペレーションを可能にした。
参考出品ということで詳しい仕様などは明らかにされなかったが、Intel製CPU(モバイルPentium IIIか?)を採用し、重さは2キロ前後になるとのこと。価格は25万−30万円と、ハイエンドノートPC並みになりそうだ。
正式な発表時期は、11月7日の「Microsoft Windows XP Tablet PC Edition日本語版」リリース後になる見込みで、年内の発売を目標としているという。
そのほかWPC EXPO 2002では、海外メーカーも含め計7社がTablet PCをお披露目した。これらTablet PCに関しては、追って詳細記事をお届けする予定だ。
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