News:ニュース速報 | 2002年12月18日 04:43 PM 更新 |
松下電器産業とソニーは12月18日、デジタル家電向けLinuxを共同開発すると発表した。DVD規格などで争ってきた両社が手を組み、次世代家電向けOSの業界標準確立を目指す。
次世代デジタル家電で求められる機能や性能を実現するLinuxを共同開発する。主にAV機器・ポータブルAV機器への導入を計画している。
開発したOSのソースコードはGPLに基づき一般に無償で公開し、利用・改変が可能だ。開発はオープンソースコミュニティと意見を交換しながら行う考えで、「従来のLinux技術の進歩や応用範囲の拡大も期待できる」としている。
両社は、共同開発したOSの普及を図る業界団体設立も検討。日立製作所と米IBM、NECエレクトロニクス、オランダRoyal Philips Electronics、サムスン電子、シャープなどが趣旨に賛同しているという。
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