News:ニュース速報 2003年2月26日 05:23 PM 更新

主力ソフトを1980円に ソースネクストが新戦略


 ソースネクストは2月26日、主力ソフトウェア製品をすべて1980円で販売する新事業戦略「コモディティ化戦略」を発表した。7000円から5000円で販売している主力製品を一斉に値下げする。コモディティ(日用品)化でユーザー拡大を図り、2004年までに1000万本の販売を目指す。

 値下げ第1弾は、タイピングソフト「特打シリーズ」、エデュテイメントソフト「メキメキシリーズ」、アンチウイルスソフト「マカフィー・ドットコムシリーズ」、ユーティリティ「驚速シリーズ」など34製品。3月7日から順次発売する。

 同社によると、ユーザーがPCソフトを購入しない理由として半数が「価格が高いこと」を挙げているという。「低価格化が進んだPCに比べ、ソフトは5年前と比べて平均単価がほとんど変わっていない」(同社)。低価格化で購入障壁を取り除き、ユーザーを拡大する作戦だ。

 販売チャネルの拡大も図る。従来のPC専門店や量販店のソフトコーナーに、書店などにも展開できるよう製品パッケージを小型化した「DVDサイズパッケージ版」と「ソフトブック版」を発売する。DVDサイズパッケージはDVDビデオソフトのケースを採用。ソフトブック版は、ソフトの活用法などを解説したB5版書籍・ムックにソフトを添付する形だ。

関連リンク
▼ ソースネクスト

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.