News:ニュース速報 | 2003年3月11日 04:42 PM 更新 |
米Hewlett-Packardやソニーなど日韓米欧7社は3月11日、CD/DVDにPCで記録した画像を家電で容易に再生できるようにする規格「MPV」(MultiPhoto/Video)の採用を推進すると発表した。数社が今年後半に同規格に準拠した製品の出荷を始める。
7社は、米Eastman KodakとHewlett-Packard、韓国LG電子、オリンパス光学工業、オランダRoyal Phillips Electronics、韓国Samsung Electronics、ソニー。
MPVは、CDやDVDなど光ストレージに記録した静止画や動画を、CD/DVDプレーヤーで再生させるための規格として、光ストレージの標準化団体であるOptical Storage Technology Associaztion(OSTA)が2002年11月に「MPV 1.0」をリリースした(関連記事を参照)。
同規格では、ディスクにマルチメディアデータを保存する際、家電から簡単にアクセスできるようコンテンツ内容のメニューも作成して記録する。このため家電からディスク内のコンテンツを確実に素早く認識してアクセスできるようになる。
ソフト各社も書き込みソフトに同規格を採用する。Roxioの「Easy CD Creator」、ソニックソリューションズ「MyDVD」、Ahead Software「Nero」などがMPVに準拠する予定としている。
[ITmedia]
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