News:ニュース速報 | 2003年3月14日 10:55 AM 更新 |
SanDiskは3月13日、独ハノーバーで開催のCeBITで、「SanDisk miniSD」カードを発表した。21.5×20×1.4ミリサイズのフラッシュメモリカードだ。miniSDカードは、現行のSDカードをさらに小さくした超小型フォームファクタとして、SD Associationによって先日採択された。
SanDisk miniSDカードは、2.5G/3G携帯電話への採用を見込んでいる。これらの新世代携帯電話では、デジカメやビデオキャプチャ、MP3プレーヤー、ビデオゲーム、PIM(個人情報管理)、電子メール、ボイスメールなどの機能が備わり、ストレージ要求が高いため、サイズの小さいフラッシュメモリカードを必要としている。
SanDisk miniSDカードは16Mバイト版が今月、顧客向けに出荷開始される予定。向こう30日以内に、OEM顧客向けに16Mバイト版の量産出荷を開始するとしている。年内に16M、32M、64M、128M、256Mバイトのラインアップをそろえる予定で、いずれもOEMと小売市場向けの両方の販売を予定している。32M/64M版は4−6月期に、128M/256M版は今年後半に出荷開始の見通し。
miniSDカードでは、標準SDカードと比べプリント回路基板のサイズが40%縮小されている。また携帯機器にとっては、対応のための体積が60%以上の削減になるという。
SanDiskは、標準SDカードスロットでminiSDカードを使うためのアダプタも提供する。
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