News:ニュース速報 | 2003年5月26日 01:31 PM 更新 |
タカラとインデックス、松下電器産業の3社は5月26日、飼い犬とコミュニケーションできる装置「バウリンガル」を、携帯電話から利用可能にする実証実験を5月末から始めると発表した。
実験では、バウリンガルのデータと飼い犬のリアルタイム画像を、飼い主の携帯電話や専用端末に送信。外出先などから自宅の飼い犬とコミュニケーションが図れる。バウリンガル部分はタカラとインデックスが担当、松下はユーザー管理や認証、課金システムなどを運用する。ユーザーの声を反映しながら年内の本サービス開始を目指す。
バウリンガル(1万2800円)はタカラとインデックス、日本音響研究所が開発した。犬の首輪にワイヤレスマイクを取り付け、鳴き声を専用端末に送信する。端末は鳴き声の変化から喜怒哀楽などの感情を判別し、それに合わせて文字やイラストをディスプレイ上に表示する。犬の言葉が分かる“犬語翻訳機”として2002年に発売され、品切れ店が続出するヒット商品となった。
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.