News:ニュース速報 | 2001年4月17日 12:57 更新 |
三菱電機はこのほど,携帯端末向け反射型FT液晶ディスプレイを開発した。低温ポリシリコンTFT技術を採用した高精細表示と,独自半導体技術による低消費電力が特徴。2002年春の量産を目指す。
新開発した液晶ディスプレイは2.15型。132×162ピクセルで省電力モード時に4096色表示,通常モード時で6万5000色以上の表示が可能だ。反射率は50%。
同社の「Memory Embedded LCD」方式を採用し,多ビットDRAMをすべての画素内に搭載。画像データをDRAMに記憶させることで,省電力モード時に4ミリワットと低消費電力化を実現した。
新製品は4月18日から開かれる「電子ディスプレイ展」(EDEX 2001,東京ビッグサイトで20日まで)に出展する。
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