News:ニュース速報 2002年1月23日 02:01 PM 更新

松下,ダブル液晶PCに回転機構採用の新型

 松下電器産業は1月23日,ダブル液晶ディスプレイを搭載したデスクトップPC「Panacom LC/W」シリーズの新モデルを3月8日から順次発売すると発表した。液晶を15型1024×768ピクセル(XGA)と小型化した上で回転機構を採用。縦長のダブルディスプレイとしても利用できるようにした。


 従来機種は15.7型1280×1024ピクセル表示のTFT液晶ディスプレイだったが,これをコンパクト化した。画面を90度回転できる機構を採用したことで,A4縦型書類の表示などの業務用途に対応できる。ディスプレイを支えるアームは可動式で,片方の画面を反対に向けて対面業務やプレゼンテーションにも利用可能だ。

 CPUはCeleron/1GHzを搭載。グラフィックチップはカナダATIの「Mobility M6C」。VRAMは32Mバイト×2を備える。本体はアップグレードに対応し,ディスプレイは残したままで性能向上が図れるようにした。

 OSごとにWindows 2000,Windows XP,Windows 98 SE,Windows NT 4.0モデルが用意され,それぞれダブルディスプレイモデルとシングルディスプレイモデルが用意される(NTモデルはシングルのみ)。オープン価格。

 ダブルディスプレイモデルの主な仕様は以下の通り。

製品名Panacom LC/W CF-82シリーズ
CPUCeleron/1GHz
チップセットi815EP
メモリ128Mバイト(最大512Mバイト)
HDD20Gバイト
ドライブCD-ROM,FDD
グラフィックATI Mobility M6C×2
ディスプレイ回転機構付き15型TFT(XGA)×2
通信10/100BASE-TX
主なインタフェースシリアル,パラレル,USB×2
サイズ717(幅)×200(奥行き)×333(高さ)ミリ
重量11.2キロ

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