東芝は1月19日、dynabookの春モデルとなる「dynabook EX1」「dynabook CX1」「dynabook VX1」「dynabook AX1」の各シリーズを発表した。
dynabook EX1は、従来モデルの基本コンセプトを継承しつつ、AV機能をさらに充実させたモデルとなっている。ディスプレイが「15インチXGA高輝度Clear Super View液晶」となり、輝度が約380cd/m2になったほか、TV視聴用にLinuxベースの専用アプリケーションを搭載しているため、Windowsを起動しなくてもTVを見ることができるのが特徴だ。
また、最下位モデルを除いて「harman/kardonステレオスピーカー」を搭載するため、従来のステレオスピーカーよりもよりよいサウンド環境を実現できる。
dynabook CX1については、デザイン面の変更が主なポイントだ。キーボード刻印のフォントデザインのほか、電源スイッチからスペースキー、タッチパッド周りが統一感を持つようなデザインに変更された。
同時に幅で10ミリ、高さが0.7ミリ小さくなったため、体積比で約5%のコンパクト化を実現。重量も約2キロとなった。
このほかスペックとしての変更点は、全モデルの搭載CPUがPentium Mになったことや、無線LANがIEEE802.11b/gに対応したことが挙げられる。
dynabook VX1、dynabook AX1については、VX1はPentium M/1.50GHz、AX1がモバイルCeleron/2.40GHzへとパワーアップしたほか、VX1では無線LANがIEEE802.11b/gに対応し、より使いやすくなったのが特徴だ。なおVX1には、TVチューナー同梱モデルが用意される。
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