カシオ、有効500万画素の高速起動デジカメ

» 2004年01月20日 16時14分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は1月20日、有効500万画CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「QV-R51」を1月28日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は4万5000円前後。

 1/1.8インチCCDと3倍ズームレンズを備えたコンパクト機で、昨年発売した「QV-R40」(関連記事を参照)の後継モデル。有効画素数を400万画素から500万画素にアップさせ、液晶ディスプレイサイズは1.6インチから2インチに拡大した。付属のニッケル水素充電池で連続約900枚(約2時間30分)撮影できる長寿命バッテリーも特徴だ。市販の単3形アルカリ電池も利用できる。

 前モデル同様起動は約1秒、レリーズタイムラグは約0.01秒と高速。「REC」ボタンや「PLAY」ボタンを押せば電源ボタンを起動できる「ダイレクトON」機能も搭載した。320×240ピクセル(15fps、AVI形式)の動画撮影も可能。

 9.7Mバイトのフラッシュメモリを内蔵し、最大約98枚の画像を記録できる。SDメモリーカードスロットも備えた。

 液晶ディスプレイ上でサンプル画像を選べば自動的に最適な設定を行ってくれる「ベストショット機能」も利用できる。再生時は、スライドショー表示や撮影日時ごとのサムネイル表示も可能。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 QV-R51
撮影素子 1/1.8インチ有効500万画素CCD(総画素数525万画素、原色フィルター)
記録形式 静止画:JPEG(DCF、DPOF、Exif 2.2準拠)動画:AVI(Motion JPEG)
記録画素数 静止画:2560×1920/2560×1712/2048×1536/1600×1200/1280×960/640×480ピクセル、動画:320×240ピクセル(15fps)
レンズ 8−24ミリ(35ミリカメラ換算で39−117ミリ)、F2.8−4.9
撮影距離 約60センチ−∞(マクロ時:10−70センチ)
電子ズーム 最大4倍
感度設定 オート、ISO 50/100/200/400相当
ファインダー 光学式
液晶ディスプレイ 2インチデジタルインタフェースTFT
記録メディア 内蔵9.7Mバイトメモリ、SDメモリーカード/マルチメディアカード
電源 単3形ニッケル水素充電池×2(付属)、単3形リチウム電池×2、単3形アルカリ電池×2
サイズ 88.3(幅)×60.4(高さ)×33.4(厚さ)ミリ
重量 168グラム(本体のみ)
価格 オープン(実売予想価格:4万5000円前後)

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