パイオニア、高速化した8倍速DVD±R対応ドライブ

» 2004年01月21日 16時33分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは、DVD+R、DVD-Rともに8倍速記録に対応したATAPI接続内蔵型のDVD±R/RWドライブを2月下旬に発売する。「DVR-A07-J」(ホワイト)と「DVR-A07-J-BK」(ブラック)の2モデルをラインアップした。オープン価格で、実売予想価格は2万5000円前後。

 DVD±Rの8倍速記録は業界最速を達成したとしている。同製品は内周への書き込みを6倍速で始めるため、4倍速で書き込み開始する他社製ドライブよりも高速に記録できるという。

 その他のメディアの最大書き込み速度はDVD±RWが4倍速、CD-R/RWが24倍速。最大読み込み速度はDVD-ROMが12倍速、CD-ROMが40倍速。カートリッジなしのDVD-RAMの再生も可能だ。

 同社製オーディオ機器にも利用されている「ハニカム構造」や、防音パッドを採用することで高速回転時の騒音も抑えたとしている。

 回転速度を自動制御する「アドバンスド静音ファームウェア」を搭載した。同製品発売日以降に専用サイトからダウンロードできる「アドバンスド静音ユーティリティ」を利用すれば、回転速度をマニュアルでも制御できる。

 従来機種と同様、「プレシジョン・レコーディング・テクノロジー」や「ディストリビューテッド・リアルタイム・ディフェクト・マネージメント」「液晶チルト機構」「スマートレーザードライバ」といった記録安定化技術を備えた。

 対応OSはWindows 2000/XP。オーサリングソフト「DVD MovieWriter Advance SE」やライティングソフト「RecordNow」などが付属する。

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