ニコンは1月28日、有効800万画素CCDと8倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「COOLPIX 8700」を2月14日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は13万円前後。
新開発の2/3インチ有効800万画素CCDを搭載した。最大3264×2448ピクセルの高精細画像を撮影できる。レンズは8.9−71.2ミリ(35ミリ判換算で35−280ミリ相当)の8倍「ズームニッコール」で、EDレンズ2枚を含む10群14枚構成。
新開発のシステムLSIと画像処理アルゴリズムにより、忠実で自然な色再現が可能だという。画像処理回路を最適化し、起動時間やレリーズタイムラグ、メディアへのデータ記録時間も高速化したとしている。
8メガピクセルの画像を約2.5コマ/秒で連写できる機能を備えた。640×480ピクセルで30コマ/秒の動画撮影も可能だ。
マクロ時は3センチまで近付ける。ズームのテレ端でも約50センチまで近付ける「スーパーテレフォトマクロ機能」も搭載する。
シャッターボタンを押している間、約1コマ/秒で連続撮影してバッファメモリに上書き保存し続ける機能や、設定した時間ごとに自動で撮影する「インターバル撮影機能」、撮影時に画像補正できる機能など、多彩な機能を利用できる。
RAWやTIFF形式での画像記録も可能だ。
バッテリーはリチウムイオン充電池。フルサイズ(3264×2448ピクセル)の画像を最大約210コマ連続撮影できる。
サイズは113(幅)×105(高さ)×78(奥行き)ミリで、重さは約480グラム。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | COOLPIX 8700 |
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撮影素子 | 2/3インチ有効800万画素CCD(総画素数831万画素、原色フィルター) |
記録画素数 | 静止画:3264×2448/3264×2176/2592×1944/2048×1536/1600×1200/1280×960/1024×768/640×480ピクセル、動画:640×480ピクセル(30fps) |
記録形式 | 静止画:RAW、TIFF、JPEG(DCF、DPOF、Exif 2.2準拠)動画:QuickTime、音声:WAV |
レンズ | 8.9−71.2ミリ(35ミリカメラ換算で35−280ミリ相当)、F2.8−4.2 |
撮影距離 | 50センチ−∞(マクロ時は3センチ−∞) |
電子ズーム | 最大4倍 |
感度設定 | オート、ISO 50/100/200/400相当 |
ファインダー | カラー液晶ビューファインダー(0.44インチ高温ポリシリコンTFT液晶、23万5000画素表示) |
液晶ディスプレイ | 1.8インチ高透過アドバンスト液晶(23万5000画素表示) |
記録メディア | コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ |
電源 | リチウムイオン充電池、バッテリーパック「MB-E5700」(別売り、単3形アルカリ/リチウム/ニカド/ニッケル水素電池×各6本を内蔵して利用) |
サイズ | 113(幅)×105(高さ)×78(奥行き)ミリ |
重量 | 480グラム(本体のみ) |
価格 | オープン(実売予想価格:13万円前後) |
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