ニコンが、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(DSLR)の新製品「D70」を発表。ボディ単体の実売では12万円前後と、大ヒットDSLR「EOS Kiss Digital」と同じ普及価格帯へ製品を投入する。上位機種のD100をも上回る連写性能などを武器に、DSLR市場のシェア奪還を図る。
ニコンは1月28日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(DSLR)の新製品「D70」を発表した。3月19日から発売する。ボディ単体の価格は15万円だが実売では12万円前後となる見込み。低価格DSLRとして昨年9月の発売以来ヒット商品になっているキヤノン「EOS Kiss Digital」と同じ普及価格帯への製品投入で、DSLR市場のシェア奪還を図る構えだ。
レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの新製品「D70」
昨年のDSLR市場は、キヤノンの独壇場だったといっても過言ではない。昨年2月には実売20万円を切って“DSLR普及機”と呼ばれた「EOS 10D」を発表し、そのわずか半年後には実売12万円の大ヒットモデルEOS Kiss Digitalが登場。2002年まではDSLR市場でキヤノンとシェア争いを展開していた同社だったが、昨年はキヤノンの低価格機攻勢に後塵を拝するカタチになっていた。そのほか、オリンパス「E-1」やペンタックス「*ist D」など新規参入組もあり、DSLR市場が大いに盛り上がった1年となった。
D70とD100の位置付けは、ライバルのEOS Kiss DigitalとEOS 10Dの関係とほぼ同じだ。だが安価なEOS Kiss DigitalはEOS 10Dと同等もしくは下回る性能だったのに対して、今回のD70はコストダウンを図りながらも上位機種のD100をも上回る性能を装備している点が興味深い。