Leica、M型のデジタル化を正式表明

» 2004年02月12日 16時39分 公開
[ITmedia]

 独Leica Cameraはこのほど、レンジファインダー(距離計連動)式銀塩カメラ「M」型のデジタル化に着手したことを正式に表明した。製品の発売時期は明らかにしていない。

 レンジファインダー式カメラは、ミラーボックスが必要な一眼レフ式と比べレンズとフィルム間の距離を縮めてコンパクトにすることが可能。だがCCDなどの撮像センサーでは逆に光線の入射角が深くなり過ぎて画質の低下をもたらす課題がある。

 Leicaはこの問題について、「予備的な開発の結果、Leicaが期待するレベルにまで改善できることを確信した」という。またM型のデジタル後継機として1000万画素は必要だとしている。

 同社は銀塩一眼レフ「R」型に装着可能なデジタルバックを開発しており、2月12日に開幕する「PMA2004」(米国ラスベガス)にモックアップを出展する。正式発表は9月に開かれる「Photokina」(独ケルン)で行われる。

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