キヤノン、PIXUS MPシリーズの最新モデル4製品を発表

» 2004年02月19日 14時32分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは2月19日、同社のインクジェット複合機「PIXUS MPシリーズ」の新モデル4製品を発表した。3月中旬に発売となる。

 ラインナップとしては、DVD/CDダイレクト印刷が可能な「MP700/730」の後継機で、画質処理機能を向上させた「MP710/740」のほか、「MP370」に無線LANを追加した「MP375R」、FAX機能を追加させた「MP390」が用意される。すべてオープン価格で、実売予想価格はMP710が3万円、MP740が6万円、MP375Rが4万円、MP390が3万5000円。

 MP710、MP740はともに、印刷機能に画像処理キヤノンデジタルフォトカラーを搭載したことで、よりきれいな写真プリントが得られるようになった。また、スキャナ機能には、色あせしたり色かぶりした紙焼き写真の補正が行える機能を追加。スキャンした際に感じる粒状感を低減できる。

photo MP710
photo MP740

 また同2製品は、カードダイレクトプリント機能を強化し、フォトナビシートからの印刷が可能となった。1マークでサイズと紙種などが選択でき、マークミス時の再出力も行える。カードスロットはマイクロドライブの読み込みに対応し、本体の液晶にはバックライト機能を追加した。そのほか独立インクを2色追加し、計4色となった。

 どちらもインタフェースはUSB 1.1。サイズはMP710は、439(幅)×496(奥行き)×326(高さ)ミリ、重さは約12.8キロ。MP740は、439(幅)×496(奥行き)×253(高さ)ミリ、重さは約10.9キロ。

photo MP375R

 MP375Rは、無線LANで使用できるインフラストラクチャモード、ワイヤレスプリンタとして使用できるアドホックモードの2種類に対応している。IEEE 802.11b対応で、PCのセットアップもワイヤレスで行える。USB 2.0インタフェースも搭載した。サイズは、454(幅)×390(奥行き)×249(高さ)ミリ、重さは約8.2キロ。

photo MP390

 MP390は、MP370にモノクロFAX送信機能を追加搭載したもの。搭載メモリ容量は4.8Mバイトで、最大200枚までFAX受信が可能。そのほかの機能については、MP370と変更はない。USB 2.0インタフェースを搭載した。サイズは、454(幅)×358(奥行き)×249(高さ)ミリ、重さは約8.5キロ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  7. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. レノボ、Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを搭載したタワー型ワークステーション (2024年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー