Appleの現CFOであるフレッド・アンダーソン氏と、次期CFOで企業調整役の任を負っているピーター・オッペンハイマー氏はMorgan Stanley Semiconductor & System Conferenceで投資家とアナリスト向けに講演を行った。約45分のセッションの間、オッペンハイマー、アンダーソン両氏はAppleのビジネス戦略、iPodとiTunesの成功、売り上げを増やし、マージンを上げるためにどのような計画を練っているかといった興味深い問題について話をした。
アンダーソン氏は、ここ数年来の不況にもかかわらず、Appleは年次の研究開発費を1999年の3億ドルから現在では5億ドルにまで増やしていると指摘。その結果としてMac OS Xのメジャーリリースを4回、Xserve、Power Mac G5といった新しいハードウェア、iアプリケーションの開発、そしてもちろんiPodとiTunes Music Storeが登場したのだと述べた。
iTunes Music StoreとiPodを使って音楽を販売しようというAppleの取り組みに関する質問に対し、アンダーソン氏は「走者一掃の満塁ホームランだ」と答えた。米国における合法的音楽ダウンロード販売の70%がAppleのものだ、と同氏。iPodの売り上げはMP3プレイヤー全体の50%以上だ、という。
オッペンハイマー氏は、AppleがHPと提携し、HPブランドのiPodを売ることについて、「両社にとってウィン/ウィンの関係だ」と述べている。HPはベストセラーのMP3プレイヤーを手にすることができ、Appleとしては、多くのHP製デスクトップマシンにiTunes for Windowsをインストールさせることができる。