富士通は3月8日、1インチ厚で最大300Gバイトの3.5インチHDD「MATシリーズ」と、最大147Gバイトで1万5000rpmの「MAUシリーズ」を開発したと発表した。Ultra 320 SCSI/Fibre Channelに対応する。
MATシリーズは、最大容量が従来製品の約2倍となる300Gバイトにアップした、回転速度1万rpmのHDD。300/147/73Gバイトの3モデル構成となる。内部データ転送速度は最大132Mバイト/秒と従来モデルより23%向上。流体軸受けタイプのモーターを採用して静音化している。
MAUシリーズの最大容量も従来の約2倍の147Gバイトに向上した。147/73/36Gバイトの3モデルをラインアップする。内部データ転送速度は147Mバイト/秒と従来より25%高速。流体軸受けモーターを採用した。
MATシリーズは4月から、MAUシリーズは6月から順次サンプル出荷を開始する。
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