Mac OS X v10.3.3がリリース

» 2004年03月16日 10時15分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Apple Computerは3月15日、"Panther"の最新アップデート、Mac OS X v10.3.3をリリースした。システム環境設定のソフトウェア・アップデートからダウンロードすることができる。

 主な改良点は次のとおり:

  • ネットワークボリュームをFinderのサイドバーとデスクトップで利用できるようになり、アクセスが便利なった
  • Mac(AFP経由)、UNIX(NFS経由)、PC (SMB/CIFS経由)のネットワークでのファイル共有やディレクトリサービスの機能が改良された
  • PostScriptおよびUSBのプリント機能が改良された
  • ディスクユーティリティ、DVDプレーヤ、イメージキャプチャ、Mail、Safariがアップデートされた
  • FireWire、USBの対応デバイスが追加された
  • 他社製アプリケーションとの互換性が改良された
  • 以前のセキュリティアップデートとBluetooth Update 1.5での改良点も含まれる

 Appleはオンラインドキュメントの中で、Mac OS X v10.3.3の数々の強化ポイントを説明している。改良のハイライトとしては、Macの同期の改善、サードパーティ製無線ネットワーキングPCカードサポートの向上、「デジタルオーディオ出力」が選択されたときのDVD再生の改善、DVDプレーヤでDVD+Rを認識・再生する機能の追加、Apple Mailが突然終了する問題のフィックス、省エネルギーコントロールパネルにUPSパネルが追加、Power Mac G5のファンコントロール機能が改善、などが挙げられる。詳細はAppleのウェブサイトへ。

 Appleは、10.3.3はスタンドアロンのインストーラーをhttp://www.apple.com/support/downloads/macosxupdate_10_3_3.htmlでダウンロード公開した。

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