デジタル写真の著作権管理サービスパックを発売

» 2004年04月02日 20時00分 公開
[ITmedia]

 プログレスインタラクティブは、画像の保護/管理などが行えるパッケージ「日本写真著作権協会専用ソフトスターターキット」を発売した。3万6750円。

 ソフトスターターキットには、著作権者ID申し込みカード、「写真保護サービス」利用権、Photoshopプラグイン「pxl SmartScale」が同梱されている。

 著作権者IDとは、デジタル写真データの撮影者が誰か分かるよう、日本写真著作権協会(JPCA)が割り振るID。IDを取得すると、撮影者の氏名や連絡先などの情報が同時にJPCAのデータベースに登録されるため、閲覧者は写真に記載されたIDを利用して、撮影者や作品についての情報を、データベースから簡単に調べることができるようになる。

 写真保護サービスは、インターネット上に掲載するJPEG画像を暗号化し、利用者からの不正利用を防止できるサービス。トリニティーセキュリティーシステムズの画像保護ソフト「Pirates Buster for WebPage」を採用した。10作品の利用が可能で、保護された写真は、Webサイトからのドラッグ&ドロップや画面キャプチャ、印刷などができないようになる。対応OSはMac OS 9.2.2以降およびMac OS X 10.2.2以降10.3.3まで、およびWindows 98/Me/2000/XP。

 pxl SmartScaleは、元データの解像度に依存することなく、5%〜1600%まで画像を拡大縮小できるツール。サイズ変更されたデータはPixel Liveフォーマットとして保持され、写真保護サービスにも対応する予定だ。対応OSはMac OS 9.2.2以降またはMac OS X 10.1.5以降およびWindows 98/2000/XP。Photoshop 6.0.1/7.0.1、Photoshop Elements 2.0で動作する。

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