サイバーショットPシリーズに510万画素搭載薄型モデル「DSC-P100」など追加

» 2004年04月14日 15時21分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは4月14日、コンパクトタイプのサイバーショットPシリーズの新シリーズとして、有効510万画素CCD搭載の薄型モデル「DSC-P100」を発表した。4月29日に発売される。オープンプライスで、実売価格は5万円程度。

ブルー
シルバー
レッド

 DSC-P100は、Pシリーズ「DSC-P8」、「DSC-P10」と比べ、厚みが35.1ミリから26.5ミリと薄くなったほか、モードダイヤルを背面にレイアウトしたことで、凹凸が少い、よりスタイリッシュなデザインとなった。また、液晶モニターを1.5型から1.8型に大型化した。カラーはシルバー、ブルー、レッドの3色。

 T1シリーズなどに採用されている、高画質で動画撮影が可能な「MPEGムービーVXファインモード」を搭載している。また、シーンセレクションにキャンドルの光でも撮影できる「キャンドルモード」を追加したほか、連写機能も1.6コマ/秒に強化した。そのほか、バッテリーのスタミナを約2倍に向上さている。有効画素数は510万画素、光学ズームは3倍で、DSC-P8/P10と変わりはないが、カールツァイス「バリオテッサー」レンズを採用しており、きれいな画質が得られる。

 また同社は、サイバーショットのベーシックPシリーズとして「DSC-P73」、「DSC-P43」を発売する。5月14日、28日発売予定。価格はどちらもオープンだが、実売価格は3万5000円前後、2万8000円前後。

DSC-P73
DSC-P43

 2モデルとも有効410万画素CCD、1.5型液晶モニターを搭載した。DSC-P73は、3倍光学ズームに対応する(DSC-P43はデジタル3倍)。

 MPEGムービーVXファインモードでの動画撮影や、1.7コマ/秒での連写撮影が可能だ。シーンセレクションは6種類用意されている。本体サイズはDSC-P73は幅117.2×奥行き35.8×高さ53.7ミリ、重さ約175グラム。DSC-P43は幅101.2×奥行き35.6×高さ53.7ミリ、重さ約134グラム。

 なお、P100/P73はDSC-W1と同様のマニュアル撮影が可能。F2.8/5.8の絞り値と、30〜1/1000(1/3EV刻み)のシャッタースピードが選択できる。

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