3台分のシャドーベイ付き――バーテックス、拡張性優れるキューブ型PCケース

» 2004年04月20日 15時17分 公開
[ITmedia]

 バーテックスリンクは4月20日、3台分のシャドーベイを用意、microATX マザーボード搭載可能な米Antec製PCケース「Aria(アリア)」を発表、4月23日より発売する。価格はオープンプライス、同社ショッピングサイト「イチオシドットコム」での価格は1万5500円。

Aria(アリア)

 Ariaは、キューブ型筐体ながら3台分の3.5インチシャドーベイを用意、静音製に優れる大型120ミリファン搭載の300ワット電源を搭載し、汎用microATX規格のマザーボード搭載可能となっているのが大きな特徴となる。

120ミリファン搭載の専用300ワット電源(左)と筐体と同色のメモリカードスロット、各種インタフェースが搭載される本体正面(右)

 miniITX規格や専用マザーボードのみが使用可能な他のキューブ型PCケースやベアボーンキットと比べると、やや大型(本体サイズは高さ200×幅269×奥行き335ミリ )となる。ただし、汎用miniATXマザーが利用できるうえ、上面左右のパネル、5/3.5インチベイの容易な取り外しも可能となっているため、価格、作業性、汎用性の面で優れる点が多い。

背面(左)120ミリファン搭載の電源と4本分のPCIスロット部がある。内部(右)5/3.5インチベイは簡易に取り外しが可能

 Ariaの主な仕様は以下の通り。

製品 電源付きPCケース「Aria(アリア)」
対応マザーボード microATX
搭載電源 専用300ワット(大型120ミリファン搭載)
ベイ フロント:5インチ×1、シャドー:3.5インチ×3
搭載インタフェース USB 2.0×2、IEEE1394×1、Line in/out端子、フロントに8in1メモリカードリーダーライター標準搭載
オプション PCIスロット排他型のシステムクーラー付属
本体サイズ 200(高さ)×269(幅)×335(奥行き)ミリ
重量 4.6キロ
発売日 2004年4月23日
価格 オープンプライス(予想実売価格:1万5000円前後)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
  10. MetaがMR/VRヘッドセット界の“Android”を目指す 「Quest」シリーズのOSを他社に開放、ASUSやLenovoが独自の新ハードを開発中 (2024年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー