NECは5月6日、デスクトップPCの新シリーズとしてキーボードが収納できる一体型PC「VALUESTAR S」を発表した。6月上旬発売で、価格はオープンプライス。
VALUESTAR S全モデルとも、PCを意識しない家電のようなデザインが特徴。電源ボタンやオペレーションボタンのほか、DVDスーパーマルチドライブ、各種メモリスロットやインタフェースを前面に配置し、使いやすいデザインを採用した。
ワイヤレスキーボードを採用しており、未使用時には本体の下に収納可能だ。キーボードの収納と連動させて、DVDプレイヤーの起動や、電源のオン/オフが行える機能や、OSを起動せずに家電感覚でリモコンでTVやDVD、CDの視聴ができる「インスタント機能」を搭載する。
チップセットは統合型のMOBILITY RADEON 9000 IGPを搭載し、3Dゲームも快適に動作する。なお、上位モデル「VS700/9D」には、3W+3WのSoundVuと5Wのサブウーファを搭載。17型のWXGA液晶は、輝度450カンデラと色領域約72%を実現し、液晶TV並みの画質が得られる。主な仕様は以下の通り。
製品名 | VS700/9D | VS500/9D |
CPU | CeleronM/1.20GHz | |
メモリ | 256Mバイト | |
グラフィック | RADEON 9000 IGP | |
HDD | 160Gバイト | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
ディスプレイ | 17インチワイド | 15インチ(サブウーファ内蔵) |
TV機能 | あり |
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