今週は、暑さで徘徊するにはそろそろつらくなってきたアキバで、12倍速記録対応DVD+Rドライブ、PrescottコアPentium 4対応のShuttle製キューブベアボーン、全長138ミリというの巨大CPUクーラー、メモリの安定性を向上させるというパーツなどを発見した。
初のDVD+R12倍速書き込み対応ドライブ、プレクスター「PX-712A/SW」がアキバに登場した。
PX-712A/SWは、DVD±R/RW記録に対応し、最高記録速度はDVD+R12倍速、DVD-R8倍速、DVD±RW4倍速となっているが、現状では12倍速書き込みに対応するメディアは登場していないため、当面は同社が推奨する8倍速対応メディアを使うことになる。
だだし、同社ラインアップにはシリアルATA接続タイプが用意されているが、今回確認できたのはATAPI接続タイプのみだった。
また、本日入荷を確認したのは並行輸入版であったため、パッケージや説明書が英語表記になっていたわけだが、仕様は国内版と同等だ。入荷されていたショップによると「来週から再来週にかけて日本語版が潤沢に出回るでしょう。シリアルATAタイプも同価格帯で店頭に並ぶのではと思います」という。
同様にBLESSやOVERTOPなどのショップも通常国内版の入荷予定を店頭などで伝えており、早ければ来週中にも入手できそうだ。なお、通常版は今回より数千円ほど安価になると予想されている。シリアルATAタイプの登場こそを待っているユーザーも多いと思うので、待つか先物買いか悩みそうなところである。
製品 | プレクスター「PX-712A/SW」 |
入荷ショップ | |
パソコンショップアーク | 2万9800円 |
初のFSB 800MHz対応のキューブ型ベアボーンキットとして、昨年5月に登場したShuttle「SB61G2」のバージョンアップ版となる、Shuttle「SB61G2 Ver.3」を発見した。
SB61G2 Ver.3は、電源ユニットの総出力が50ワット増えて250ワットになり、PrescottコアPentium 4に正式対応したのが大きな特徴。マザーボードには、Intel 865Gチップセットを搭載する「FB61」が採用され、DDR400 メモリに対応する。AGPとPCIスロットをそれぞれ1本装備し、シリアルATAや6chサウンドもオンボード搭載するなど、メインマシンとして十分使える強力な構成は見逃せないだろう。
販売されていたクレバリー1号店によると「見た目は変わらないのですが、狙っているユーザーも多いようで、店内でも注目されています」とのことだ。
製品 | Shuttle「SB61G2 Ver.3」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 2万9398円 |
全長138ミリというの巨大CPUクーラー、ThermalTake「Silent Tower」が連休中に登場した。
このCPUクーラーは、6本のヒートパイプで熱を吸い上げ、上部ユニットに横付けされた9センチファンで排気する構造となっており、騒音レベルも21デシベルと静音性が期待できそうだ。現行のSocket 478やSocketA/754に加え、次世代Pentium 4向けのソケット「LGA775」にも対応する強力な冷却性能がウリとなっている。
ただし、全重量が640グラムとかなり重く、重心も上部にあるため、なんらかの支えなしに装着するとその重量により、マザーボードの基盤に大きな負担を与える心配がある。その大きさゆえに「手にとって見るものの、様子見される方が大半です」(OVERTOP)という。フルタワーケースでスペースを持て余しているユーザーはチャレンジしてみる価値は十分あるだろう。
製品 | ThermalTake「Silent Tower」 |
入荷ショップ | |
OVERTOP | 5380円 |
ゴールデンウィークに登場し、一部のユーザーに人気を博した玄人志向キワモノシリーズの「NO-DIMM184」がの入荷が、わずかながらアキバの各ショップで再確認された。
これは、メモリバスのノイズを除去しメモリの安定性を向上させるというパーツで、184ピンのDIMMスロットに装着して使う。いくつかのショップで確認した情報によると、製品の再生産はしないとのことで在庫限りとなる可能性が高い。気になるユーザーは迷わず買いに走ったほうがいいだろう。
製品 | 玄人志向「NO-DIMM184」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 3118円 |
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