“自分撮り”ができるコンパクト3倍ズームデジカメ「サイバーショットF DSC-F88」発売

» 2004年05月18日 17時09分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは、約300度まで回転可能なレンズ部に、光学3倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットF DSC-F88」を6月25日に発売する。ボディのカラーバリエーションには、シルバー、ブルー、レッドが用意される。価格はオープンプライスで、推定市場価格は5万3000円前後(税込み)。

従来と同様の回転式レンズ部に光学3倍ズームを搭載した「サイバーショットF DSC-F88」

 同製品の特徴は、レンズから入る光を高精度プリズムで90度屈曲させる折り曲げレンズ機構を採用することで、前方へレンズを飛び出させることなく光学ズームを実現したこと。これにより、従来から採用している回転式レンズ部のデザインを踏襲しつつ、光学3倍ズームレンズを搭載した。

 回転式レンズを活用することで、撮影者本人も被写体になれる“自分撮り”が楽しめるほか、ローアングルなどさまざまなアングルでの撮影が可能。被写体に最短1センチまで寄って接写できる「拡大鏡モード」も搭載した。

 受光素子は、有効510万画素の1/2.4インチCCD。レンズは、カールツァイス製光学3倍ズームレンズ「バリオ・テッサー」で、焦点距離38〜114ミリ(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値F3.5〜4.2。画像処理エンジンには同社独自の「リアル・イメージング・プロセッサー」を搭載する。

 また、液晶ディスプレイを従来機(「サイバーショットF DSC-F77」)の1.5インチから1.8インチへと大型化したほか、大容量バッテリーと省消費電力設計により、バッテリー持続時間も従来機比で約2倍に倍増しているとのこと。

 主な仕様は以下のとおり。

モデル名 DSC-F88
撮像素子 1/2.4インチ510万有効画素CCD
レンズ 光学3倍ズームレンズ「カール ツァイス バリオ・テッサー」、焦点距離:38〜114ミリ(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値:F3.5-4.2
レンズ回転角度 0〜約300度
最大画像サイズ 2592×1944ピクセル
液晶ディスプレイ 1.8型TFT(13.4万画素)
記録媒体 メモリースティック/メモリースティックPRO
バッテリー インフォリチウム「NP-FR1」(同梱)
サイズ 97.8(幅)×25.6(奥行き)×74.4(高さ)ミリ
重量 163グラム(本体のみ)

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