ジャスト、共同通信社の文字コード体系に対応した日本語入力システムをライセンス発売

» 2004年05月21日 17時02分 公開
[ITmedia]

 ジャストシステムは、共同通信社が定めた記事作成用の文字コード体系「U-PRESS」に対応した配信記事作成専用の日本語入力システム「ATOK for U-PRESS」を11月より販売開始する。価格は1万円/1ライセンス。

 共同通信社が配信する記事は、全国の新聞社や民間放送局などで使用されているが、地名や人名表記などに使用される外字に関しては共通の規格がなく、外字を使う場合は注釈を付ける必要があったほか、配信先で記事を表示する際にもその文字が表示できない場合があった。

 ATOK for U-PRESSはこれらの問題を解消するためのもので、外字の読み方や用例を定めた共同通信社の「U-PRESS専用辞書」を搭載しているため、通常の日本語と同じ操作方法で外字や特殊記号なども入力できる。

 タイプバンクの外字・特殊記号用フォント「U-PRESS対応フォント」や、ユーアールダブリューシステムのフォント作成ツール「IKARUS」、用例・用語辞書「共同通信社記者ハンドブック for ATOK」、U-PRESS対応フォントや独自に作成した外字、新語、ATOK専門用語辞書などを共有できる「ATOK Business Solution辞書配信システムIII」なども、オプションで用意される。

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