日本HP、UDO規格採用のアーカイブストレージを発売――容量は30Gバイト〜7Tバイト

» 2004年06月08日 19時22分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは6月8日、青色レーザーを用いた次世代光ディスク規格「Ultra Density Optical(以下、UDO)」を採用した大容量アーカイブストレージ「StorageWorks Ultra Density Optical」ファミリー6製品を発売した。

 StorageWorks UDOファミリーは、1枚当たり30Gバイトの記憶容量を持つUDOメディアを使用する。データ転送速度は8Mバイト/秒と高速で、データの改ざんを防止する「WORM(Write Once Read Many)」機能も備えている。なお、UDOメディアは耐久性に優れ、50年以上の長期保管も可能だという。

 StorageWorks UDOファミリーには、1ドライブの「StorageWorks Optical 30ux」と、2ドライブ以上を搭載するジュークボックス型の「同1000ux/1900ux/2300ux/3800ux/7100ux」があり、ジュークボックス型は960Gバイトから最大7Tバイトまでのデータをアーカイブできる。価格は、30uxが68万2500円、ジュークボックス型は336万円から。

左から順に「StorageWorks Optical 30ux」、「同2300ux」、「同7100ux」

 StorageWorks UDOファミリーのアーカイブ容量、ドライブ数、スロット数は以下の通り。

型番 30ux 1000ux 1900ux 2300ux 3800ux 7100ux
アーカイブ容量(Gバイト) 30(1メディアあたり) 960 1920 2280 3840 7140
ドライブ数 1 2 4 2 4/6 4/6/10
スロット数 32 64 76 128 238

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー