リコーは6月22日、DVD-Rメディアを発売すると発表した。DVD+R/RW陣営の同社がDVD-Rを発売するのは初。「記録型DVDメーカーとして一層の飛躍を目指す」としている。
ラインアップは以下の通りで、それぞれオープン価格。
型番 | 枚数 | 用途 | 対応記録速度 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
DMRD-8XCWCR5 | 5枚 | データ | 8倍 | 7月上旬 |
DMRD-4XSPPR20 | 20枚 | データ | 4倍 | 6月29日 |
DMRV-4XCWCR10 | 10枚 | 録画 | 4倍 | 6月29日 |
DMRD-8XCWCR5は、高速記録に対応した高感度有機色素を採用、耐久性を高めてエラーレートを低減したという。インクジェットプリンタと相性がいいというメタリックカラーレーベルを採用した。ディスクカラーに合わせた5色のスリムケース付き。
DMRD-4XSPPR20は、通常のホワイトよりも光沢のある「メタリックホワイト」カラーのレーベルを採用した。
DMRV-4XCWCR10はDMRD-8XCWCR5と同様に、印刷に適したメタリックレーベルとスリムケースを採用している。
発売記念として、8倍速対応データ用DVD-R 5枚と、4倍速対応データ用DVD+RW 1枚をセットにした「DMRD-8XCWCR6」も6月29日から限定1万パックで販売する。価格はDVD-Rメディア5枚パックと同等。
合計で月間50万枚の販売を予定している。
同社は、国内で現在最も多くの環境で使用可能な追記型DVDメディアであるDVD-Rを発売することで、記録型DVDメーカーとして一層の飛躍を目指すとしている。
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