調査当日の金曜日、5インチベイに3.5インチHDDを4台分装着できる、ファン付きHDD冷却&取り付けステー、Cooler Master「4-in-3 Device Module STB-3T4-E1」が入荷した。価格は3800円前後。
4-in-3 Device Moduleは5インチベイ3段分のスペースに装着し、最大4台の3.5インチHDDを搭載できるHDD増設ステーだ。フロントに12センチファンを搭載し、効率的に空冷する構造となっている。
「大型ファンにて風量は十分、HDDを4段すべてに装着しても安定して動作することでしょう」(T-ZONE PC DIY SHOP)とショップ店員も一押し。ただし、そもそも5インチベイの空きがないユーザーや、レールを取り付けてデバイス着脱するタイプのケースでは組み込めない場合があるので注意したい。
製品 | Cooler Master「4-in-3 Device Module STB-3T4-E1」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE PC DIY SHOP | 3780円 |
高速電脳 | 3780円 |
今週5日、アキバ各ショップで「取り付け簡単」というCPUクーラー、サイズ「鎌風2 SCKM-2000」が発売開始された。価格は3500円前後、アキバ全体で潤沢に出回っている。
鎌風2はインテルシステム用のPGA370、mPGA478、AMDシステム用のSocket-Aのほか、新たにSocket 754、同940、同939でも利用可能に、Athlon 64 3800+やPentium 4/3.40GHzもカバーする冷却性能を持つ。ファンコン機能も標準搭載され、1300rpmから4200rpmまで無段階で変更できる。最低速回転時での騒音レベルは15.1デシベルと、かなりの静音性を誇るという。
また、鎌風2は取り付けが簡単なのも特徴の一つとなっている。上部にねじ穴があいたベース部をソケットに取り付ける。次に、上から本体を置いて、ねじで固定すだけ、という感じで取り付ける仕組みだ。この場合、無理にCPUを押さえつける必要がなく、コアがむき出しのCPU、例えばAthlon XPなどでも「コア欠け」の心配がほとんどないという。
そのため、「これで失敗するようなら自作は諦めた方がいいですね(笑)」とまで言い切るショップもあるほどだ。
製品 | サイズ「鎌風2 SCKM-2000」 |
入荷ショップ | |
PCパーツショップ CUSTOM | 3580円 |
クレバリー1号店 | 3434円 |
調査当日の金曜、いくつかのショップで、静音仕様の400ワット電源、東海理化販売「静III SEI3-400」を発見した。価格は9000円弱で、在庫は潤沢だ。
静IIIは、同社おなじみの「静シリーズ」では初となる、「24ピンコネクタ」搭載のLGA775システム対応モデルだ。は、騒音レベルは、400、450ワットモデルで最大28.3デシベル、500ワットモデルでも34.4デシベルとなっている。
背面に粗いメッシュパネルを装着、内部に8センチファンを搭載する構造で、デザインは「静II」よりも「静Lite」に近い。ショップも「もともと“静Lite”のデザインは、大容量化しても応用できるよう設計されていると聞いているので、今回の採用は妥当な線でしょう」とのことだ。
製品 | 東海理化販売「静III SEI3-400」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE PC DIY SHOP | 8980円 |
高速電脳 | 8904円 |
調査当日の金曜、アキバ各ショップで注目を集めていたのが、Shuttle製新ベアボーン「XPC SB83G5」だ。価格は4万円前後で、在庫もアキバ全体で潤沢のようだ。
XPC SB83G5は、Intel 915Gチップセット搭載マザー「FB83」を採用するキューブ型ベアボーンキットだ。PCI-Express X16とPCIスロットをそれぞれ1基ずつ備え、ギガビットLANオンボード搭載、シリアルATA RAID、対応メモリはDDR400までという仕様になっている。
なお、CPUの冷却システムには同社得意のヒートパイプにて冷却する“ICE technorogy”を採用しており「通気などを注意すればPentium 4 560まで載せられるほど強力です」(某ショップ)という。
製品 | Shuttle「XPC SB83G5」 |
入荷ショップ | |
パソコンショップ・アーク | 3万8850円 |
クレバリー1号店 | 3万9374円(予価) |
T-ZONE PC DIY SHOP | 4万1480円 |
ワンネス | 3万7950円 |
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