PowerShot S70は同S50の後継モデルで、6月中旬に発売された同S60の上位モデルとなる。
超高屈折ガラスモールド非球面レンズ「UAレンズ」を組み込んだ28〜100ミリ相当の広角光学3.6倍ズームレンズを搭載している点はS60と同様だが、搭載CCDが1/1.8インチ710万有効画素へと高画素化されている(S60は1/1.8インチ500万有効画素CCD)。ボディ素材はS60と同様にアルミマグネシウム合金だが、ボディカラーは精悍ながらも落ち着きのあるダークグレーとブラックのツートーンカラーとなった。
PowerShot S70の主な仕様および予想実売価格は以下の通り。
製品名 | PowerShot S70 |
撮像素子 | 1/1.8インチ710万有効画素CCD |
レンズ | 光学3.6倍ズームレンズ、焦点距離:28〜100ミリ(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値:F2.8〜5.3 |
最大画像サイズ(静止画/動画) | 3072×2304ドット/640×480ドット |
撮影距離 | 約44センチ〜∞(マクロモード時4〜44センチ) |
フォーカス | 9点測距AiAF、1点測距AF(任意選択)、マニュアル |
連続撮影 | 高速約2枚/秒、通常1.2枚/秒 |
記録メディア | コンパクトフラッシュType II |
液晶ディスプレイ | 1.8インチ |
バッテリー | 専用リチウムイオン充電池 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 114×38.8×56.5ミリ |
重量(本体のみ) | 約230グラム |
価格(予想実売価格) | オープン(6万5000円弱) |
PowerShot G6は、同G5の後継モデル。搭載CCDが1/1.8インチ710万有効画素へと高画素化されたほか、搭載する光学4倍ズームレンズも、710万有効画素CCDの感度特性に合わせて分光特性が最適化されている。さらに、画像処理の色再現パラメータにチューニングを施すことにより、従来機種に比べて色にじみを大幅に低減して高画質化を実現したという。
ボディも新設計で、内部デバイスレイアウトの見直しなどにより、従来機種に比べて10%以上の小型化(体積比)を実現した。ホールディングしやすい大型のラバーグリップや、2インチにサイズアップしたバリアングル液晶ディスプレイ、ステイタス表示用液晶パネルへのバックライト搭載など、操作性向上に寄与する各種要素も盛り込まれた。
撮影機能も大幅に強化され、オートフォーカスの高速化(コンテニュアスAF時55%、シングルAF時45%の短縮)や9点測距AiAFモードの追加、ズームスピードの高速化(ワイド端〜テレ端:約2.5秒から約1.8秒)、起動時間の短縮化(液晶ディスプレイ表示時:約3.8秒から約3.0秒)などが行われている(いずれも対G5比)
PowerShot G6の主な仕様および予想実売価格は以下の通り。
製品名 | PowerShot G6 |
撮像素子 | 1/1.8インチ710万有効画素CCD |
レンズ | 光学4倍ズームレンズ、焦点距離:35〜140ミリ(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値:F2.0〜3.0 |
最大画像サイズ(静止画/動画) | 3072×2304ドット/640×480ドット |
撮影距離 | 約50センチ〜∞(マクロモード時5〜50センチ) |
フォーカス | 9点測距AiAF、1点測距AF(中央固定/任意選択)、マニュアル |
連続撮影 | 高速約2枚/秒、通常1.2枚/秒 |
記録メディア | コンパクトフラッシュType II |
液晶ディスプレイ | 2インチバリアングル |
バッテリー | 専用リチウムイオン充電池 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 104.9×73.1×72.8ミリ |
重量(本体のみ) | 約380グラム |
価格(予想実売価格) | オープン(8万円弱) |
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