「正直、EOSに勝った」──「α-7 DIGITAL」が来た(2/3 ページ)

» 2004年09月15日 21時33分 公開
[小林伸也,ITmedia]

便利なナビゲーションディスプレイ

photo ペンタプリズム左に露出補正ダイヤル、右に撮影モードダイヤル、その右にホワイトバランスレバー

 操作系はベースとなった銀塩一眼レフ「α-7」でおなじみのダイヤル&レバー方式を継承し、銀塩ユーザーがスムーズに移行できるようにした。独立した露出補正ダイヤルやホワイトバランスレバーは重宝するだろう。

photo LCDの大きさと見やすさは特筆もの。ファインダーの下にアイスタートセンサーが見える

 目を引くのは背面の大型液晶ディスプレイ。2.5インチ/20.7万画素で撮影画像やヒストグラムの確認が容易になる上、サムネイル表示時も各画像が大きく、選びやすい。

 この液晶ディスプレイを活かしたのが、α-7から受け継いだ「ナビゲーションディスプレイ」だ。これは撮影モードやシャッター速度・絞り値、露出補正値、画質モードなどをすっきりレイアウトして表示してくれる。縦位置にすると自動的に表示し直してくれる上、いざ撮影時にファインダーに目を近づけると、αシリーズ伝統のアイスタートセンサーが検知して液晶をオフ。ちゃんと電力消費も抑えてくれる。

photo 分かりやすいナビゲーションディスプレイ
photo ファインダーの見やすさはαの自慢
photo AFセンサーは中央のみクロス
photo ミラーボックス内には中級機らしい内面反射防止処理

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