オリンパスは9月16日、1/1.8インチ710万有効画素CCDと光学5倍ズームレンズを搭載したマニュアルコンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA C-70 ZOOM」を10月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス、予想実売価格は6万円前後。
同製品は、1/1.8インチ710万有効画素CCDと新開発の光学5倍ズームレンズ、画像処理エンジン「TruePic TURBO」を採用し、色にじみが少なく抜けのよい高コントラストな画質を実現するという。焦点距離は38〜190ミリ(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値2.8〜4.8の5倍ズームレンズには両面非球面レンズを2枚使用することで、クラス最小のボディサイズを達成したという。
液晶モニタには、強い外光下でも見やすい2インチ約20万6000画素のサンシャイン液晶(半透過型TFTカラー液晶)を搭載する。ボディカラーにはプレミアムチタンを採用して質感を高めた。
撮影機能では、マニュアルフォーカス機能や、フレーミングを変えることなく、意図した場所にオートフォーカスポイントを合わせることができるAFターゲット選択機能、露出オーバー/アンダー部分を色で視覚的に表示するダイレクト露出表示機能、被写体に2センチまで寄れるスーパーマクロ機能、1/3EV、2/3EVまたは1EVステップで3ないし5枚撮影できるオートブラケット機能などを搭載。撮影画質は、シャープネス±5、コントラスト±5、彩度±5に設定可能となっている。
使用頻度の高い機能を登録できるカスタムボタンや、ホワイトバランス、シャープネス、コントラストなどを登録した撮影者だけのオリジナル撮影モードを最大4つまで設定できるマイモードも装備した。
このほか、1〜60分の間隔で連続撮影できるインターバル撮影機能や、640×480ドット、30fpsの動画撮影機能、赤目自動補正機能、カレンダー機能なども搭載している。
記録メディアはxDピクチャーカード。記録方式は、JPEGやTIFFのほか、RAWデータ形式にも対応している。画像編集・管理ソフト「OLYMPUS Master」が同梱する。
CAMEDIA C-70 ZOOMの主な仕様は以下の通り。
製品名 | CAMEDIA C-70 ZOOM |
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撮像素子 | 1/1.8インチ710万有効画素CCD |
レンズ | 光学5倍ズーム、焦点距離38〜190ミリ(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値2.8〜4.8 |
撮影範囲 | 60センチ〜∞、8〜120センチ(マクロモード)、2センチ〜(スーパーマクロモード) |
最大画像サイズ | 3072×2304ドット(静止画)/640×480ドット(動画) |
記録メディア | xDピクチャーカード |
ファインダー | 光学実像式 |
液晶ディスプレイ | 2インチ約20万6000画素サンシャイン液晶 |
感度 | オート、ISO 80/100/200/400相当 |
オートフォーカス | TTLコントラスト検出方式、iESP AF/スポットAF/フルタイムAF/AFターゲット選択/AFロック |
撮影モード | 14種類 |
絞り | W:F2.8〜8、T:F4.8〜8 |
シャッタースピード | 1/2000〜15秒 |
露出補正 | ±2EV、ステップ:1/3EV |
測光方式 | デジタルESP測光/スポット測光/マルチ測光 |
ホワイトバランス | オート、プリセット4種類、ワンタッチ |
連写 | 高速:約2.2コマ/秒、通常:1.1〜1.5コマ/秒 |
バッテリー | リチウムイオン充電池 |
サイズ | 102(幅)×42.5(奥行き)×59(高さ)ミリ |
重量 | 220グラム(本体のみ) |
予想実売価格 | 6万円前後 |
発売日 | 10月下旬 |
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