デルユーザーはPCに対して“ポジティブ”──BCN総研

» 2004年09月24日 18時57分 公開
[ITmedia]

 BCN総研は9月24日、デル製PC購入者の実態に関する調査レポートを発表した。

 同調査は、デル、日本電気(NEC)、ソニー、富士通各社のPCユーザーを対象にWeb上でアンケートを実施したもの。各メーカーごとにユーザー数255名、合計1020名からの回答を集計し、分析を行った。

 調査では、「知識:PCに対する知識が豊富である」、「活用度:生活のなかでPCを積極的に活用している」、「関心:PC関連の最新動向に関心が高い」の3項目に「よく/ややあてはまる」「わからない」「あまり/全くあてはまらない」の5段階でどこに当てはまるかを質問したところ、デル製PCの購入者は、ほかの3社のユーザーに比べて、PCについての知識、活用度、関心がともに高く、PCに対してポジティブなユーザーが多いことが明らかになった。

知識/活用度/関心によるユーザー分類  c

 また、デルユーザーが以前所有していたPCのメーカーは「富士通」の比率がもっとも高かった。メーカーを変更した理由としては、「価格における性能比が高い」(61.6%)、「価格が安かった」(54.1%)が突出し、コストパフォーマンスでの優位性がデル製PCへの移行を推し進める理由になったと分析している。「自分の欲しい性能や機能を組み合わせて買えた」(49.4%)、「不必要な付属ソフトがない」(36.3%)も他メーカーに比べて高く、BTOへの評価も高いようだ。なお、他3メーカーへの買い換え理由では「デザインやサイズについてよりよい製品があった」とする割合が高かった。

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