「FarCryがサクサク動くこのIGPはいったいなに?」──WPC EXPO 2004で見かけたPCパーツWPC EXPO 2004(2/2 ページ)

» 2004年10月21日 06時34分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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Albatron

 今年の夏に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2004で、積極的なプロモーションを行っていたAlbatronがWPC EXPO 2004にも参加。ユニークなスペックを持ったマザーボードとともに、デジタル家電を意識した「液晶“TV”一体型PC」も出展していた。

Albatronは液晶TV一体型PCを参考出品。現在の機能はTVにEPIAで組んだPCをそのまま押し込んだ、というところで、TVユニットとPCユニットは別々に動作。TVで受信した番組をPC側でエンコードして録画することはできない。Albatronとしては、そのあたりの機能をブラッシュアップしてから製品化したいようだ

マザーボードではECSの「915P-A」以来となるPCI ExpressとAGPの混載マザー「PX915PD Proll」を展示。出荷は11月に入ってからの予定だ。このほか、mPGA 478搭載でPCI Express対応マザー「PX915P4 Pro」も展示されている

エルザ ジャパン

 グラフィックスとキャプチャーカードの専業ベンダーであるエルザ ジャパンではGeForce 6シリーズグラフィックスカードと、人気のキャプチャーカードEX-VISIONシリーズを展示している。

 注目はまもなく店頭出荷予定のGeForce 6600GT搭載カード「GLADIAC 743 GT」と年末発売予定の新キャプチャーカード「EX-VISION 1700TV」だ。

 GLADIAC 743GTは当初予定していたよりも店頭出荷が遅れてしまったが、その理由についてエルザジャパンのスタッフは「チップの供給は問題ないが、ボードレイアウトが変更になって、その対応を待って出荷することにした」ためと説明している。

新しいボードレイアウトに対応したGLADIAC 743GT。NVIDIAのリファレンスカードにあったパワーコネクタは廃止されている。来週から店頭に出荷される予定で、「数も十分供給できる」とのこと

 EX-VISION 1700TVは、MPEG-1/2のみならず、Div XやMPEG 4のエンコードにもハードウェアで対応するのが特徴。サポートするDiv Xのバージョンや、具体的なMPEG 4のフォーマットについては、現在仕様を固めている段階で、出荷は年末から来年頭になる見通し。目指す実売価格は「うーん、2万円前半あたりをなんとか」と、うなっていた

EX-VISION 1700TVには、画質にうるさい日本のユーザーのために、ゴーストリデューサや3次元Y/C分離の専用チップも搭載。サンプルボードにはNEC製のチップが載っていた
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