画像を合成して超広角写真を作成――エー・アイ、画像編集ソフトの新シリーズを発売

» 2004年10月28日 18時54分 公開
[ITmedia]

 エー・アイ・ソフトは、画像編集ソフトの新シリーズ「イメージアシスタント」第1弾として、「Vol.1 超広角写真合成」、「Vol.2 ノイズ除去」、「Vol.3 ダイナミックレンジ拡大」を12月3日に発売する。価格はそれぞれ5800円、8800円、8800円で、ダウンロード版はそれぞれ3800円、5800円、5800円。

 超広角写真合成は、分割して撮影した複数枚の写真をタイル状に並べて合成し、広角写真を作成できるソフト。それぞれの写真の明るさなどが異なっていても、原画の特徴を自動的に検出し、平行線や直線を高精度に調整して、継ぎ目のない自然な写真を作成可能だ。また、縦5枚、横25枚までのパノラマ写真も作成できる。

 ノイズ除去は、同じ構図で連写した複数枚の写真を重ね合わせることで、ノイズ除去を行えるソフト。ノイズが発生した部分を複数の写真で補うことで、高周波成分への影響を最小限に抑えながらノイズを除去できる。自動構図補正機能を搭載しているため、連写撮影時に若干構図がずれた写真でも合成可能だ。従来のレタッチソフトに搭載している、ノイズ発生箇所の周りの色を塗りつぶしてノイズを除去する機能も搭載したたため、1枚しかない写真でもノイズ除去が行える。

 ダイナミックレンジ拡大は、露出をかえた2枚の画像を合成することで、白とびや黒つぶれがないダイナミックレンジを拡大した写真を作成できるソフト。2枚の写真の位置を合わせ、それぞれの露出オーバー部、露出アンダー部を補完しながら合成する。それぞれの写真の境界線をぼかす機能を搭載した。

 3製品とも対応OSはWindows XP/2000 Professional。

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