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2004/11/25 00:00 更新

PCUPdate特別企画:PC環境最適化計画Part2
SuperXP Utilities Pro 2でパワーアップ:メモリ、システム

 手持ちのマシンをそのまま速度アップを行うことはレジストリや設定の変更である程度行えるが、レジストリの操作は上級者向けで下手にいじるとパソコンが起動しなくなる危険性もある。また設定変更も効能と副作用を理解しておく必要があり、面倒だ。ここではインターコムのSuperXP Utilities Pro 2を使用したパワーアップを二つ紹介しよう。

512Mバイトあってもメモリは足りない!?

 パソコンのメインメモリはある程度搭載されているが、たとえば256Mバイト、512Mバイト搭載されていてもWindowsの動作で十二分というわけではない。プログラムやOSだけでなく作業中の画像やドキュメント、表などもいったんHDDからメモリ上にコピーされて、これを編集している。これではメインメモリは足らず、現在のOSではメインメモリに加えてHDD上のファイルをメモリ代わりに使用する。これが仮想メモリだ。

 しかし、仮想メモリは当然メインメモリよりも遅い。理想的には仮想メモリを使わないことが高速化につながるが、これは無理だ。そこで、今使ってないメモリは極力仮想メモリにして、作業中のものだけメインメモリに割り当てるのが望ましい。

使い込んでもメモリの空きに心配なし、メモリクリーナー

 また、プログラムが多数動いている現在のOSではメモリを一気に占有することはなく、必要に応じてOSにお願いしてメモリを割り当ててもらい、使わなくなったときに返却するようになっている。これを頻繁に行うと、細切れになったメモリの断片が増えて効率が悪くなる。これがフラグメントだ。また、返し忘れたメモリがシステムを占拠してしまう場合がある。これがメモリリークで、ともに長時間マシンを使っている場合におきる現象だ。

 そこで高速化のためにはメモリリークを開放し、フラグメントを減らす。そして作業中でも利用頻度の低いメモリを仮想記憶にして、利用頻度の高いメモリをメインメモリに割りあてるのがよいわけだ。

 これを行ってくれるのがSuperXP Utilities Pro 2のメモリクリーナーで、定期的に物理メモリを最大限確保する「メモリ最大化」と、メモリのデフラグやメモリリークを開放する「メモリ最適化」を行ってくれる。これらはグラフと表でも表示され、現在どの程度のメモリの空きがあるのか一目でわかるのだ(図m-1)。最適化作業については自動化したり、OS起動時に実行するよう設定できるので手間が一切かからない。上級者向けに開放のタイミングや表示状況の変更も行える(図m-3)。

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(図m-1)メモリの現在の空き状況が一目で分かる

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(図m-2)できるだけ開放する「最大開放」も可能だ

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(図m-3)実行タイミングなどの設定画面

 メインメモリを増やしてもフラグメントやメモリリークは防げないので、このようなツールはメインメモリの多い人も使ってみるとよいだろう。

ワンボタンでシステム最適化

 SuperXP Utilities Pro 2にはパソコンの動作を軽快にするシステム最適化&高速化機能も含まれている(図u-1)。特にWindows XPではメッセージボックスにアニメーション動作を入れたり、フォントのスムージング処理を行うなどのビジュアル表現の強化が行われている。これは高速マシンならば問題ないが、やや古いマシンでは表示が遅くなる問題に直結する。このため、上級者はこれらの表示オプションを止めているが、設定箇所が多く煩雑だ。

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(図u-1)細かい設定が面倒であれば最適な設定を自動実行させてもいいだろう

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(図u-2)自動実効の内容が表示される

 SuperXP Utilities Pro 2ならばワンボタンでシステム最適化(図u-2)を行うことができ、上記の表現上の問題だけでなく、システム(図u-3)、機能(図u-4)、デスクトップ(図u-5)、操作(図u-6)の5ジャンルから総計50項目のカスタマイズを一気に行うことができる。

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(図u-3)システムの最適化に関するカスタマイズ

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(図u-4)OSの各種動きのカスタマイズ

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(図u-5)スクリーンセイバーなども元からOFFにしてしまうことができる

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(図u-6)このような細かいところまでカスタマイズできてしまう

 また、元に戻したいときのオリジナル値に戻す機能も用意されている。まず、自動実行をおこない、問題があったり気に入らない場合、さらにカスタマイズを行いたい場合には変更するのがよいだろう。

PDFがあっという間に開く! 起動が遅いアプリも高速化

 カスタマイズ項目には一部のアプリケーション起動の高速化も用意されている(図u-7)。これはExcel/Word/一太郎のよく使うソフトやInternet Explorer 6/Outlook Express 6のようなインターネットアプリーケーション、そしてマニュアル等でよく使われているAcrobat Reader 6とマルチメディアプレイでよく使われるWindows Media 9の起動を高速に行うように設定を変更するものだ。特にAcrobat Readerはハッキリと差があらわれ、処理前には8秒ほど起動にかかってしまうのが1秒以下に短縮された。

ho_sai7.jpg

(図u-7)Adobe Readerはぜひともチェックしたい項目だ

 web探索をしているとPDF文書に出会う機会も多いのだが、ウッカリクリックして8秒ほど待たされるのはあまりうれしくないが、これが短縮化されるのはうれしいことだ。これらの高速化はカスタマイズで設定するため、できれば自動実行だけでなくカスタマイズにも挑戦してほしい。もしも、設定をミスしたと思ったら「前回値の設定」ボタンを押せば元に戻せるので積極的に変更してみたい。

[ITmedia]

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