■エプソン「PM-A700」
低価格のフォト複合機入門モデル
今年のセイコーエプソン複合機ラインアップの中では、「PM-A700」は「フォト複合機入門モデル」に位置づけられるプリンタだ。液晶モニタ非搭載、CISスキャナの採用などにより低価格を実現しており、今年の複合機シェア獲得の鍵を握っているモデルである。
■エプソン「Colorio PX-G5000」
A3ノビに対応する顔料インクのハイアマ向け最高級機
エプソンから待望のプリンタが登場した。顔料つよインク「PX-Gインク」を採用したA3ノビ機の「PX-G5000」だ。カラリオプロセレクションに属するハイアマチュアやプロ向けの製品となっている。
■エプソン「Colorio PX-G920」
高画質印刷対応、顔料つよインクを採用する新モデル
モデル的に大幅に変わっているわけではないが、解像度の向上やドライバの更新により色空間を広げるなど、着実な進化を遂げている。PX-G920は、顔料つよインクの「PX-Gインク」を採用したA4機だ。PX-Gインクの性能は、耐オゾン性が30年、耐光性が80年で、耐水性もある。
■エプソン「Colorio PM-G820」
染料つよインクを採用する、リビング設置を意識したホワイトカラーモデル
PM-G820は、染料つよインクの「PM-Gインク」を採用したA4機だ。PM-G800の後継となり、リビング設置を意識したホワイトの本体カラーが採用された。ただしPM-Gインクは耐オゾン性10年に耐光性20年と、耐久性では顔料のPX-Gインクに及ばず、耐水性がない。
■キヤノン「PIXUS MP770」
最新のマルチペーパーハンドリング搭載の両面印刷対応複合機
これまでのキヤノンの複合機は、プリンタ部とスキャナ部がエントリークラスからミドルローの仕様であり、性能的にも機能的にも物足りなさがあった。だが、新モデルの「PIXUS MP770」は、そうした負のイメージを払拭する注目度の高い複合機だ。
■キヤノン「PIXUS MP900」
6色インクを採用したキヤノンの複合機最上位モデル
キヤノンの複合機ラインアップが大幅に整理された。従来までの2機種6モデルから、3機種4モデルへと変わり、フォト環境を主眼にした新機種の「PIXUS MP900」が加わった。
■キヤノン「PIXUS iP8600」
「SUPER PHOTO BOX」として生まれ変わったA4対応ハイエンドモデル
従来モデルから全面的にリニューアルされ、「SUPER PHOTO BOX」として生まれ変わった。性能、機能、使い勝手とも、大幅に向上している。PIXUS iP8600は、全色独立タンクの8色インクを備えたA4機のハイエンドモデルだ。CMYBkの基本4色と低濃度CMに加えて、高彩度のレッド/グリーンを持つ。
■キヤノン「PIXUS iP7100」
4800×2400dpiの解像度、CD/DVDレーベル印刷も可能なモデル
PIXUS iP7100は、CMYBkの基本4色と低濃度CMの6色インクで、やはり全色独立タンクである。各色768ノズルを採用している。4800×2400dpiの解像度を持ち、自動両面プリントとCD/DVDレーベル印刷が可能となっている。
■日本ヒューレット・パッカード「HP Photosmart 2710 All-in-One」
FAXからスキャナ、無線LANまで使える多機能な複合機
スキャナ機能とプリンタ機能が利用できるだけでなく、IEEE802.11b/gの無線LAN、有線LAN、FAXにまで対応した、まさに全部入りのモデル。印字速度は、モノクロ30枚/分、モノクロ・カラー混在20枚/分、6色/4色交換式のインクシステムが採用される。
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